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EG Synchro FXサポートです。
今週(先週)のレビュー
今週のユーロドル相場(EURUSD)は、
フランス大統領選挙で現職のマクロン大統領が右翼「国民連合」のルペン氏を破って再選を果たしたこと(政局不透明感の後退)を好感し
週明け早々に週間高値1.0842まで上昇しました。
しかし、買い一巡後に伸び悩むと以下原因で週後半にかけて、2017年1月以来、約5年3ヵ月ぶり安値となる1.0472まで急落しました。
- ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの高まり
- リスクオフ再燃に伴う資産現金化需要のドル買い圧力
- 欧州債利回り低下に伴うユーロ売り圧力
- ドイツ5月消費者信頼感指数(結果▲26.5、予想▲16.0)の冴えない結果
- 欧州経済の下振れ懸念(ロシアはルーブルで支払わない買い手へのガス供給を遮断する予定との一部報道→欧州圏のエネルギー不足長期化懸念)
- ドイツ4月消費者物価指数速報値(結果+7.4%、予想+7.2%、※前年比)の伸び率加速
- 心理的節目1.0500の下方ブレイク(ロング勢のストップSELL誘発)
週末にかけて持ち直すも戻りは鈍く、1.0545前後で推移しております。
来週(今週)の見通し
ユーロドル相場は2/10に記録した約3ヵ月ぶり高値1.1496(昨年11/10以来の高値圏)をトップに反落に転じると、
今週後半にかけて、2017年1月以来、約5年3ヵ月ぶり安値となる1.0472まで急落しました。
この間、主要テクニカルポイントを軒並み下抜けした他、強い売りシグナルを示唆する一目均衡表三役逆転や移動平均線のパーフェクトオーダーも成立するなど、
テクニカル的に見て、地合いは「極めて弱い」と判断できます(市場参加者に注目されているユーロドル1.0000のパリティ割れが引き続き射程圏内)。
ファンダメンタルズ的に見ても、下記原因でユーロドル相場の下落を連想させる材料が揃っています。
- ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの継続(5/9の対独戦勝記念日にロシアが勝利宣言を行うとの警戒感→来週はロシア・ウクライナの戦況が一段と悪化する恐れあり)
- 上記を背景とした欧州経済の先行き不透明感(欧州圏におけるエネルギー不足とインフレ昂進リスク→欧州経済の下押し懸念)
- 米FRBによるタカ派傾斜観測(米金利上昇と早期バランスシート縮小→米ドル買い圧力)
- 欧米金融政策の方向性の違い(欧米名目金利差拡大に伴うユーロ売り・ドル買い圧力)
以上を踏まえ、引き続き、ユーロ売り・ドル買いトレンドの継続をメインシナリオとして予想いたします。
尚、来週は5/3 のユーロ圏3月失業率や、5/4ユーロ圏3月小売売上高以外に特段目立つユーロ圏イベントが予定されていないため、米国イベントを睨みながらの神経質な値動きが予想されます。
米経済指標が力強い結果を示す場合や、米FOMCでタカ派的なスタンスが再確認される場合などには、欧米金融政策の方向性の違いに着目したユーロ売り・ドル買いが強まる可能性があるため、
来週もユーロドルのダウンサイドリスクに注意を要する一週間となりそうです。
(心理的節目1.0500の下方ブレイクに成功したことから、オプション市場ではパリティ割れを織り込む動きが活発化)
今週のFX用語
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